東薫酒造株式会社(東薫)

住所 〒287-0003 千葉県香取市佐原イ627
TEL 0478-55-1122

~蔵の歴史~

江戸文化の華やいだ文政8年(1825年)下総佐原に創業した東薫酒造は、舟便と水郷地帯の良質の早場米という酒造りに好適な条件のもとで180年の歴史と伝統を誇りに酒造り一筋に歩んできました。古くから「お江戸見たけりゃ佐原へござれ、佐原本町江戸まさり」とも唄われ、北総の小江戸などと呼ばれています。酒を知り、酒を愛する人々に飲み継がれ、地元の方々はもちろん、全国に東薫を名指ししていただく愛飲家の方々がいらっしゃいます。ちなみに、主要銘柄の一つ「二人静」は先代社長の母「静子」と奥様「静子」の名がたまたま一緒であった事から命名されました。
【東薫酒造外観】

~蔵のこだわり~

酒造りで一番こだわっている点は?との問いに、開口一番「原料にこだわっています。」との答えが返ってきました。東薫では、厳選した酒造好適米を蔵内井戸から汲み上げた、北総台地の軟水で仕込んでいます。それからもう一つ「酒造りで最も重要なのは麹造りで酒の味を左右するので、細心の注意を払いつつ丁寧に造ります。」
【吟醸酒タンクを冷蔵庫内に設置、大吟醸は斗瓶囲いで冷蔵貯蔵】

~杜氏について~

杜氏は南部杜氏400人を代表する酒造りの名人で、現代の名工にも選出された「及川恒男」杜氏です。南部杜氏協会会長や全国酒造杜氏連合会会長なども勤める、杜氏会の重鎮です。吟醸造りの名人と呼ばれ、代表作「叶」はこれまで数々の栄誉を受賞しております。「酒造りは体力はむろん、感性が必要。自分が感動できなくなったら人を感動させる酒は造れません。」と及川杜氏は語ります。これから挑戦したいこと(酒造り)は?の問に「やりたいことはまだまだいっぱいある、人生一生勉強」と体力気力共にまだまだ充実されているご様子でした。
【数々の表彰状と及川恒男杜氏】

~地元料理とおすすめの酒~

元来、地元の料理に育てられてきたのが地酒。水郷佐原には川魚、老舗の手打ち蕎麦など美味しい名物料理が数々あれど、やはり一番人気なのが、鰻です。そして鰻には本醸造辛口。ほのかに残る酒の甘味とタレの甘味、鰻のこってり感と酒のスッキリ感が良い相乗効果を生みだします。でも、もっととっておきのおすすめが、鰻の「白焼き」と大吟醸「叶」です。タレに邪魔されない鰻本来の旨さとあっさり感、叶の豊かな香りとまろやかだが幅のある味わいは「通」の組合わせ。「白焼き」&「叶」のハーモニーは是非ご自分の舌でご体感ください。
【東薫おすすめの組合わせ⇒鰻の白焼きに大吟醸叶】

~イベント情報~

酒造りの工程を無料で見学でき、見学後無料できき酒ができます。大吟醸「叶」はグラス1杯300円できき酒できますので、是非お試し下さい。売店では、大好評オリジナル酒まんじゅう、酒アイス、酒ゼリー、酒化粧水他、地元の名産品もそろえております(年中無休)。その他、酒造り体験や元旦から行なっている鏡開き等、人気のイベントもあります。佐原は一年中と言ってよいほど祭やイベントも模様される町で、蔵独自以外にも町を挙げて盛り上がっております。
【町ぐるみ博物館企画  ~雛めぐり・東薫の展示スペースにて~】

仕込みタンクの上部の様子 もろみの様子 貯蔵タンクとタンクの資料